平花月Lesson 1 待合〜茶室への入室〜亭主仮座に座るまで

今回の動画は以下の動きにつきましてのご紹介です。
・待合にて
・折据の取り回し方
・茶室への入り方
・亭主によるお道具の置き合わせ
・建水の置き方
・亭主の仮座の入り方


《待合にて》
(1)待合では円になって座ります。人数が揃いましたら膝前に扇子を置き、ご挨拶と共に総礼。
『皆さま本日は花月のお稽古よろしくお願いいたします。』

(2)折据を回します。折据は時計回りに回します。
最初の方は、左隣の方にご挨拶『お先に』
ご挨拶が終わりましたら扇子を体の右側に縦に置きます。
折据から札を取ります。
❶右手で折据の中央を水平に取ります。
❷左手のひらに載せます。
❸右手は縦に、左手は親指を折据の口にかけて、両手で折据の口を広げます。
❹右手の指を5本とも折据に入れながら、一つ札をとります。
❺札は右手で膝前中央に縦に置きます。
❻折据の口を閉じます。(右手は縦に、左手は親指が口の中央)
❼お隣(左隣)に回します。左手で折据の中央を水平に持って次客との間に置きます。

(3)最初の方が折据から札を取っている間に、次席の方も、次の方にご挨拶『お先に』
そして扇子を体の右側に縦に置きます。

(4)折据が回ってきたら、同じように札を右手で取り、膝前正面に縦に置きます。これを順に繰り返します。

(5)末席の方の札の取り方
❶〜❹までは同じ
❺札を取ったら、右手の小指と薬指で札を握り込み、その他の三本指で折据の右側中央を持ちます。
❻その折据を膝前中央に置きます。
このタイミングで全員で札を見ます。ーーーーー
そして全員で役を唱えます。
月→花→一→二→三
月:正客
花:亭主
一:次客
二:三客
三:四客
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
❼もう一度、右手の小指と薬指で札を握り込み、その他の三本指で折据の右側中央を持って左手の平の上に載せます。
❽折据の口を開けて札を中に役の面を下に伏せて入れます。
(右手は縦に、左手は親指を折据の口にかけて、両手で折据の口を広げます。右手の指を5本とも折据の中に入れながら札を入れます。)
❾折据の口を閉じます。(右手は縦に、左手は親指が口の中央)
➓お隣(右隣)に回します。左手で折据の中央を水平に持ってお隣との間に置きます。
札を取り終わったら折据は反時計回りに戻します。
最初の方は正面を改めて(時計回りに2回)、花さんに折据を渡します。

(6)お菓子を取り回して全員で一緒にいただきます。『お先に』と順にご挨拶しながら菓子器を末席まで回します。末席の方はお菓子を取り終えたら、皆様に『お待たせいたしました』とご挨拶。全員でお辞儀の後にいただきます。

(7)お菓子の後、茶室へと移動します。
入室順に連客にご挨拶します。
●お客様の役の方同士で、扇子を膝前に置いて『お先に』とご挨拶します。
●月は一さんにお辞儀。一さんは二さんにお辞儀。二さんは三さんにお辞儀。
●扇子を右手で持ち、右腿の上で浮かせておき、右足から立ち上がって茶道口へと向かいます。
●花は亭主なのでどなたともご挨拶しません。

(8)茶室に入る(月→一→二→三)
●扇子を茶道口の縁から一目のところに水平に置いて、お辞儀。
● 扇子を右手で持ち、右腿の上で浮かせておき、右足から立ち上がって茶道口を右足で越す。
●右足で入り、鍵畳を右足で超えるのが原則。(この動きは言葉では説明しづらいので動画でご確認ください。)

(9)客が全員入室したら、亭主の迎えつけ。
直進、直進、斜め、斜めの4歩で踏込み畳に正客に向かって座る。

(10)主客総礼

(11)亭主は水屋へ。客は亭主の後姿で、全員で一斉に袱紗を腰に付ける。(正客の動きに合わせる)

(12)客は小間へ進む。扇子は後に置いたまま、『お先に』と次客に挨拶する。右足から立ち上がり、右足から小間へ入る。

(13)亭主は客の動きを茶道口で見守る。両手には折据。客が全員小間に入ったのを見届けてから、折据の向きを時計回りに2度回して正面を向こうにする。

(14)亭主、右足から立ち上がり、右足から入室。鍵畳みを右足で超えて、貴人畳も右足で入って正客の面前へ。

(15)折据を正客の正面、縁外5目に両手で置く。

(16)亭主、左足から立ち上がり、貴人畳も、鍵畳も、茶道口も、左足で越えて退出。

(17)亭主、棗を茶碗の運び出し。通常の薄茶通りに、水指正面に置き合わせ。

(18)亭主、建水の運び出し。踏込み畳と点前畳の敷合わせで両足を揃えて座り、建水を敷合わせの建付に置く。

(19)右足から立ち上がる。
真後ろに右足→左足→右足と3歩退く
左足を直角に進めて畳の縁ギリギリに
右足で客畳に入る
左足を直角に進めて畳の縁ギリギリに
右足で仮座に入る
左足も揃えて仮座に座る

2021年02月27日