平花月Lesson 3 初花🌸の点前座での動き〜2度目に折据を回すタイミング〜四客の折据の回し方

 

・初花の点前座での動き
・2度目に折据を回すタイミング(亭主のお茶杓)
・四客の折据の回し方

《前回はここまで…》
初花🌸は、建水を右手で持ったまま敷き合わせを右足で越えて点前座に座ります。膝は炉縁の外隅狙い。建水は手なりに。その後に替札を棚の天板の上、中心線の手前寄りに置きます。

(1)初花🌸、柄杓持って構えて蓋置を定座に、その蓋置の上に柄杓が置かれたところで『主客総礼😌🤲』
平花月では薄茶のみのお席ですが、この蓋置の合図で主客総礼をします。その後、いつも通りにお薄のお点前が進みます。

(2)亭主がお茶杓を右手で取りました。
ここが…折据を回すタイミング。
2度目なので『お先に』の挨拶は不要です。
正客は畳5目に留め置かれていた折据を右手で水平に取ります。
正客から順に折据を取り回し、札を取ります。
❶右手で折据の中央を水平に取ります。
❷左手のひらに載せます。
❸右手は縦に、左手は親指を折据の口にかけて、両手で折据の口を広げます。
❹右手の指を5本とも折据に入れながら、一つ札をとります。
❺札は右手で畳の縁1目のところに縦に置きます。
❻折据の口を閉じます。(右手は縦に、左手は親指が口の中央)
❼お隣(左隣)に回します。左手で折据の中央を水平に持って次客の畳の中(次客の右膝の少し上)、畳の縁より3目内側に置きます。

(3)この動き↑を四客まで繰り返す。
ただ、四客に限り折据を置く位置が異なります。
四客は、自席の下座(左膝の少し向こう)縁内5目に折据を置きます。これを『留め置き』と言います。

(4)亭主、お点前を進めて、お茶を点てて定座にお茶碗を出しました。
ここが…札を見るタイミング。
小間に居る客4人が一斉に札を右手で取り、次の役を名乗ります。
『月🌙』『花🌸』『松』
月:お茶を喫む人
花:次の亭主
松:今まで亭主だった人

《月🌙》
役札を上にして畳一目のところに置きます。
しかし中央は避けて、上座or下座です。
正客の場合は上座に置き、次客以下の場合は下座に置きます。そしてすぐにお茶を取りに行き、自席に戻ったらすぐに喫みます。尚、花月ではお茶碗の拝見はありません。口を清めたらすぐに定座に戻し、正面を整えて置きます。

《花🌸》
役札を上にして膝前畳一目のところに置いておきます。折据が戻りましたら、数字の札をとり、役札の右側に伏せて置いて、その手で役札を取り、折据に戻します。この時、必ず役を下にしておきます。

《松》
初花は天板の上の替札を右手で取り、左足から立って、仮座に入ります。
・敷き合わせは左足で超え、
・客畳には右足から入り、
・仮座にも右足から入ります。

《四客》
『松』の声を聞いたら、四客は折据を仮座に置きます。
❶折据を左手で水平に取ったら、右手扱って左手の平の上に置き、
❷折据を右手で逆手に取って
❸仮座の亭主の畳の中へ
❹畳の縁から3目のところに置きます。

(5)仮座の松、自身の替札を折据に戻す。
❶替札を膝前正面に縦に置く
❷右手で折据の中央を水平に取ります。
❸左手のひらに載せます。
❹右手は縦に、左手は親指を折据の口にかけて、両手で折据の口を広げます。
❺膝前の替札を右手で持って、指を5本とも折据に入れながら、折据に札を納めます。
❻折据の口を閉じます。(右手は縦に、左手は親指が口の中央)
❼四客に折据を戻します。右手で水平に折据を持ち、四客の縁内3目に折据を置きます。

2021年03月01日